ドライフルーツのブランデー漬けを使った簡単おすすめアレンジレシピ
お酒を吸ってふっくらしたドライフルーツのブランデー漬けは、そのままでもフルーツケーキなどのお菓子で食べても、おいしくて、贅沢な気分になりますよね。買うと高いですが、ドライフルーツを瓶に入れてブランデーを注いでおいておくだけなので、おうちでも手軽に作れます。一度作っておけば長期間もつので、長く楽しめます。出来上がったドライフルーツのブランデー漬けは、そのままでもワインなどお酒のおつまみになりますが、ひと手間加えてもおいしくいただけます。ぜひご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。
目次
ドライフルーツのブランデー漬けって?
ドライフルーツは、もともと乾燥した気候のヨーロッパで作られていました。ドライフルーツのブランデー漬けは、度数の高いお酒に漬けることで、長期間保存できるように工夫された保存食です。ブランデー以外にも、ポピュラーなのはラム酒ですよね。さくらんぼの蒸留酒キルシュなどで漬けることもあるようです。クリスマスのお菓子、ドイツのシュトーレンや、イタリアのパネトーネにドライフルーツの洋酒漬けは必ず使われています。
自宅で作るのに必要なものは、3つだけ!
ドライフルーツのブランデー漬けを作るのに必要なものは、好みのドライフルーツ、ブランデー、漬けこみ用の瓶の3つだけです。ドライフルーツの種類は、レーズン、アプリコット、オレンジピールなどが一般的ですが、イチジクやパイナップルやリンゴ、干し柿などもおいしくできます。原材料に「植物油」と記載のない、オイルコーティングのされていないものを選びましょう。ブランデーは1000円前後のもので十分おいしくできますが、好みのものがあればなんでもいいでしょう。
さっそく作ってみよう!
まずは瓶を煮沸消毒してよく乾燥させておきます。次に、瓶の7分目ほどまでドライフルーツを入れます。ドライフルーツがお酒を吸って膨らむので、いっぱいに入れるとあふれてしまうので気を付けてください。最後にドライフルーツが隠れるくらいの量のブランデーを注ぎます。しっかり蓋をして保存します。翌日からでも食べられますが、1か月以上おいた方が味が馴染んでまろやかになってきます。シナモンやバニラビーンズ、クローブなどをいっしょに漬けこむとより香りが豊かになり味わい深くなります。
おすすめアレンジ9選
焼き菓子やパンに
パウンドケーキやマドレーヌなどの焼き菓子やパンを作るときに混ぜ込むのは王道ですね。アップルパイのアクセントとして入れてもおいしいです。
クリームチーズ
クリームチーズと和えるだけ。甘みがほしい場合は、はちみつを加えてもいいでしょう。このクリームチーズでサンドイッチを作れば、おしゃれで一味ちがったサンドイッチができます。
ピザ用チーズと
ピザ生地やパンに、ドライフルーツのブランデー漬けとピザ用チーズを載せて焼くだけ。ドライフルーツが焦げないようにピザ用チーズで覆うようにしてくださいね。
バターと
室温に戻したバターと混ぜて成型し冷蔵庫で冷やし固めると、おいしいおつまみになります。ドライフルーツは大きかったら刻んでください。レーズンはよくありますが、パイナップルやリンゴでもおいしいですよ。
アイスクリームと
いつものバニラアイスにトッピングするだけ。メープルシロップやレモンをしぼっても。チョコレートアイスやマンゴーアイス、ココナッツアイスにも合います。
チョコレートと
チョコレートを溶かした中に加えて冷やし固めて、大人味のチョコレートに。バレンタインにもいいですね。
バナナトーストと
パンにスライスしたバナナを載せてトーストし、その上にトッピングすると贅沢なデザートになります。シナモンをかけてもおいしい。
お料理に
ミートパイのミートに少量を入れたり、フルーツをつけているブランデーを使って、鶏肉のブランデー煮などが作れます。
飲み物に
紅茶やコーヒー、ホットミルクやココアに入れるのもおすすめ。寒い日にはほっとしますね。カップに残ったフルーツを食べるのも楽しみです。
ドライフルーツのブランデー漬けで食事の幅が広がる
いかがでしたか。お菓子以外にもいろいろアレンジできるドライフルーツのブランデー漬け。ぜひ自分好みのものを作ってみて下さいね。