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2017-06-30

ドライフルーツに含まれる添加物と無添加オーガニックを選ぶべき5つの理由


健康に良いという理由で食べている方も多いドライフルーツ。購入する際には、食品表示を見ていますか?実は、ドライフルーツには、食品添加物が含まれているものが多くあります。どんな食品添加物なのでしょうか。詳しく調べてみました。

食品添加物とは

そもそも食品添加物とは、食品衛生法では、食品の製造過程で食品の加工・保存の目的で使われるものと定義されています。具体的な機能としては、食品の色に関するもの(着色料、漂白剤、発色剤等)、食品の味に関するもの(甘味料、酸味料、苦味料、調味料等)、食品の栄養成分を補うために必要なもの、食品の品質を保つために必要なものなどが挙げられます。食品添加物は、厚生労働省によって安全性が認められ、成分の規格や使用基準が定められています。

ドライフルーツに使われる食品添加物

ドライフルーツに含まれる食品添加物は、保存料、漂白剤、酸化防止剤などがあります。保存料は、食品中の微生物やカビの繁殖を防ぎ長く保存できるようにするために、漂白剤は、ドライフルーツの色をよく見せるために使用します。酸化防止剤は、油などの酸化による変質を防ぐ目的で、植物油などの油脂が添加されているものに使われることが多いです。その他、着色料が使用されているものあります。

亜硫酸塩とソルビン酸

保存・漂白・酸化防止の目的を兼ねた具体的な食品添加物は、「亜硫酸塩」になります。亜硫酸水素カリウム、メタ重亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸塩類など様々な種類がありますが、まとめて亜硫酸塩と表示されることが多いようです。亜硫酸塩はワインの酸化防止剤としてよく使われていますよね。ワインに使われる場合は、過発酵を防いだり、ぶどうについている雑菌を消毒したりする作用があるようです。ドライフルーツに使う場合は、保存、酸化防止、漂白すべて兼ねています。ドライフルーツは、果物を乾燥させる過程で、どうしても色が黒っぽく悪くなってしまうので、亜硫酸塩で、食品がもつ色素細胞を破壊し色を落とすようです。見た目が黒っぽくても味には変わりないのですが、あまり売れないのでメーカーは漂白剤を使用することになります。二酸化硫黄などは、胃出血や体重の減少の可能性も判明していますので、摂りすぎないほうが良さそうです。

その他にも保存料の「ソルビン酸」がカビなどを抑制し食品の腐敗防止のために使われます。ハムやかまぼこ、漬物などの加工食品によく見られます。こちらは腎肥大や発癌性の可能性もありうるようですので、やはり摂りすぎないほうが良さそうです。

着色料

着色料も見た目を良くするために使われています。鮮やかな色になるので使われているものは分かりやすいですね。漂白剤と合わせて使われている場合が多いです。着色料には発癌性が指摘されているものもあるので、気を付けたい添加物です。

無添加のドライフルーツを

ドライフルーツは添加物なしでも十分おいしく、保存もききます。食品添加物は、認められているものしか使用していないとはいえ、今使用が認められているものでも、将来は使用禁止になる可能性もあります。また、少量でも摂り続けるとどうなるか、組み合わせて摂るとどうなるか、などよく分かっていないこともあります。健康を考えて摂りたいドライフルーツですが、できるだけ無添加のものを選んでくださいね。

オーガニックとは?

オーガニック(ORGANIC)とは、訳すと「有機栽培によること」となります。オーガニック食品とは、化学肥料や農薬に頼らない、また遺伝子組み換え作物を使用しないで栽培・加工された食品です。食への安全意識の高まりとともに、オーガニック市場は世界的に急成長しているようです。

最近、スーパーでもよくみかけるオーガニック食品。皆さんは、購入したことはありますか?オーガニックという表示は、野菜で見ることが多いと思いますが、野菜・果物の加工品であるドライフルーツにもオーガニックの商品があります。オーガニックが注目されるようになって、日本では20年ほど。当初オーガニックは、割高感や消費者の知識不足などで、なかなか広まっていきませんでした。

 

日本のオーガニック

日本では、平成11年に有機JAS制度(農林物資の規格化等に関する法律)によって、有機農産物と有機農産物加工食品の規格が定められ、ルールを守って生産された食品だけが、輸入品、国産品に関わらず、有機JAS認証を取得し「有機」や「オーガニック」と表示できるようになりました。ルールには、堆肥などで土作りを行っていること、種まきや植え付けの前2年(多年生の場合は3年)以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと、遺伝子組換え技術を使用していないことなどがあります。

オーガニックは割高?

オーガニックは普通栽培のものに比べて、価格が高くなる傾向があります。化学肥料や農薬に頼らない分、栽培に人手と手間がかかっていたり、有機JAS認証を受けるために年間10~20万円ほど費用が掛かるなどの理由があります。逆に有機JAS認証を受けていない野菜は、オーガニックや有機の表示ができないため、オーガニックに取り組む農家が増えず、結果的に価格が下がらないということもあるようです。消費者がオーガニックを選ぶことで、オーガニックに取り組む農家を支援できるといいですね。

オーガニックを選ぶべき5つの理由

オーガニックは化学肥料などを使用しないという以外にも、身体にも地球にも優しい理由がたくさんあります。その理由を5つにまとめてみました。

1 おいしい
なんといっても味が良い。ゆっくり丁寧に成長させることで、甘みが増すようです。調査によると、おいしいと回答する人が圧倒的に多いそうです。

2 栄養価が高い
オーガニックの栄養価についてはいくつか研究があり、より多くのビタミンCや微量元素が含まれていると報告があります。

3 子どもにも安心
子どもは体重に対しての食事量の割合が大きいので、残留農薬などからの影響を受けやすくなります。オーガニックならその点安心です。

4 土・水・空気などの天然資源の保護
大量生産のため、同じ作物ばかりを作る単一栽培では、土壌のミネラルが不足し害虫が発生したら一度にダメージを受けてしまうため、化学肥料と農薬の使用量が増えます。その結果、農薬などが流れ出し、飲み水、川、海を汚染し、魚、そのほかの生物、野生生物を殺してしまいます。

5 農家の方の健康
農家の方は除草剤や農薬の使用のため癌にかかるリスクが高いと言われています。

オーガニックのドライフルーツを購入してみる

ドライフルーツはヨーグルトに入れたり、小腹がすいたときのおやつにしたり、日常的に食べることが多いので、ぜひオーガニックを選びたいものです。ドライフルーツのオーガニック商品で最も有名なメーカーは、アリサン。30年ほど前にアメリカ人の環境研究家が創立した会社です。レーズンやプルーンはもちろん、デーツやバナナなど世界中のドライフルーツのオーガニックを取り揃えています。その他にマクロビオティックの商品を扱っているオーサワジャパンやムソーなどのメーカーや、イオンのプライベートブランドのトップバリューでも見かけるようになりました。自然食品店に行けば確実に手に入れることができます。

いかがでしたか。オーガニックを選ぶことが、私たち自身の健康と、地球を守ることにつながります。普段のお買い物で迷ったら、オーガニックを選んでみてくださいね。

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