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2017-02-14

和のドライフルーツ干し柿の3つの効果と自宅で作る方法


秋が深まってくると出回る「柿」は、古くから冬の保存食として「干し柿」にされてきました。
「柿が赤くなると医者が青くなる」のことわざどおり、ビタミンやミネラルなどがたっぷり詰まった柿は栄養満点。そのうえ、フレッシュで食べてもドライフルーツにして食べても、甘くて美味しいんです。
そんな「和のドライフルーツ」ともいえる干し柿ですが、フレッシュの場合と干し柿の場合では含まれている栄養が異なり、食べるときに気をつけたいこともあるので、ご紹介していきますね。

干し柿の栄養

干し柿は干すことによってビタミンCが減少することはドライフルーツに起こりやすいのですが、代わりにビタミンAが増えます。普通の柿と比べて干し柿のビタミンAの量は2倍になります。その他ビタミンB6や葉酸、パントテン酸なども多く含まれています。
その他ミネラル、食物繊維、βカロチン、炭水化物などの栄養があります。
βカロチンは干し柿にすることで約3倍のβカロチンを摂ることができます。

干し柿のうれしい3つの効果

風邪予防

干し柿に含まれるβカロチンには粘膜を強くして体の抵抗力を高めます。干し柿は胃腸w上部にして内臓を温めてくれます。このため風邪予防ができるのです。また発熱の軽減効果もあります。

美容効果

干し柿にはタンニンも豊富に含まれていますタンニンには抗酸化作用があるため美容効果が期待できます。さらにβカロチンに葉粘膜を強くして乾燥肌を防ぐ効果、またむくみの軽減効果、便秘予防の効果もあり有害物質を体外に排出してくれます。
ただし、タンニンは摂取しすぎると鉄分の吸収を妨げてしまうので貧血気味の方には向いていません。また食物繊維も摂取しすぎると便秘になるので注意が必要です。

疲労回復

干し柿に葉胃腸の働きを整えて疲労回復の効果があります。さらに二日酔いの予防や高血圧、脳卒中の予防効果もあります。

柿はビタミンCがたっぷり

日本の国民的フルーツである柿は、弥生時代から栽培されてきました。
ビタミンC、食物繊維を豊富に含んでいて、粘膜保護や腸内環境改善に役立ちます。ことわざにも「柿が赤くなると医者が青くなる」とあるほど、豊富な栄養面が注目されています。
なかでもビタミンCが多く含まれているため、柿を一つ食べるだけで一日に必要なビタミンが摂れてしまいます。
柿には「渋柿」と「甘柿」があり、フレッシュで美味しく食べられるのが甘柿で、干し柿にすると美味しいのが渋柿です。
渋柿の渋さのもとになっているのは柿の水分中に溶けているタンニンで、干して水分をなくすことでタンニンが不溶性に変化するため、食べても渋さを感じません。
また、名前こそ渋柿ですが、じつは甘柿よりも渋柿のほうが糖度が高いので、渋ささえ感じなければ渋柿のほうが甘みが強いのです。

干し柿でカロテンが豊富に

柿そのものは弥生時代からありますが、干し柿の歴史も古く、平安時代の文献に献上品として登場していることが確認されています。
柿は中国大陸から伝わったため、中国や朝鮮半島、台湾などでも干し柿が作られています。漢方の世界でも干し柿は重宝され、人々の健康をサポートしてきました。
フレッシュの状態ではビタミンCが豊富な柿ですが、干し柿になる過程でビタミンCが破壊されてβ‐カロテンに変わり、含有量が約2倍になります。炭水化物も豊富なためカロリーが高く、100gあたり276kcalになります。
甘みはフレッシュの約4倍にもなりますが、天然の糖分なので血糖値の上昇は穏やかです。
また、一口かじれば果肉の中にいくつものスジが見られるように、食物繊維がとても多く、100gあたり14gも含んでいます。水溶性と不溶性両方の食物繊維を含んでいるので、腸内環境の改善に役立ちます。
ミネラル群ではカリウムが豊富なので、ムクミ解消に効果が期待されます。

食べるときに気をつけたいこと

干し柿を食べるときに気をつけたいのが、食べる量です。食べ過ぎが良くないことなのは当たり前ですが、干し柿はカロリーが高いので食べ過ぎるとあっという間にカロリーオーバーになります。
ドライフルーツの一日の必要量は80kcal分なので、干し柿は1~2個が適量といえます。
また、食物繊維が豊富なので沢山食べれば便秘解消が出来ると考えがちですが、一度に沢山食べるとかえって腸に負担をかけすぎることになります。
干し柿を便秘解消に役立てたいのであれば食べる量は一日1~2個程度にして、しっかりよく噛んで食べます。あとはお水をしっかり飲んで適度に運動することで、干し柿の食物繊維を味方に付けることが出来ますよ。

干し柿は健康と美をサポートしてくれる

弥生時代に日本へ伝えられたとされる柿。平安時代には干し柿が献上品として文献に残されるなど、古い歴史を持っています。
フレッシュで食べれば豊富なビタミンCを摂ることができ、1個で一日に必要なビタミンCを補えるため、柿が赤くなると医者が青くなる、といったことわざまであります。
柿を干す過程でビタミンCはβ‐カロテンに変化し、カリウム、食物繊維、炭水化物を豊富に含む栄養満点のドライフルーツになります。
ただ、カロリーも高いので食べる量は一日に1~2個程度がよく、一度に沢山食べると食物繊維の摂り過ぎで腸に負担がかかります。適量をしっかりよく噛んで食べることで、食物繊維を味方に付けることが出来ます。

自宅で干し柿を作ろう

準備するもの

・柿
・ビニールひも
・熱湯

作り方

①柿のへたを取って皮を剥き熱湯に約10秒くぐらせて殺菌する。(軸はひもでつるすのでT字型に残しておく)
②粗熱を取ってT字型の軸に引っ掛けるようにしてビニールひもでくくる。(柿と柿がくっつかないようにする)
③日当たり、風通しのいい場所に干す。(夜は夜露を避けるため軒下へ移動させる)
地域にもよりますが、完成までに約2週間から1か月です。途中で一度柿をもむことで繊維が崩れて柔らかい干し柿になります。好きな硬さになるまで干せば出来上がりです。
干し柿を作る際はカビに注意しなければいけません。干し柿作りには寒い冬が最適です。
暖冬や天候不順などで湿気が気になるときは早めにもう一度熱湯で殺菌してから干してください。アルコール度数の高い焼酎を霧吹きなどで吹き付けることもカビ予防になります。
また、干し柿は一般的に渋柿を干して作ります。そのほうが甘く出来上がる為です。
甘柿と渋柿のどちらでも作ることができますが、出来上がりに違いがあります。
皮を剥いたときに少し黒っぽい甘がきを柿にすると歯ごたえのある黒い干し柿になります。
皮を剥いたときに鮮やかな山吹色の渋柿を干し柿にするとトロリとして柔らかいきれいなオレンジ色の干し柿になります。
干し柿は季節も感じられるドライフルーツですので寒くなり始めてきた頃から作り初め、冬には温かいお茶などと食べることでより一層体を温めてくれますね。
健康的な体つくりの為に干し柿を食べてみましょう!

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