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2018-11-15

漢方でも使われる「不老長寿」 サンザシのドライフルーツ


山査子(サンザシ)という植物をご存知でしょうか。中国では古くから食用としてだけでなく、漢方や薬膳などにも使われれ重宝されています。サンザシとはいったいどのようなものなのでしょうか。

山査子(サンザシ)とは

山査子(サンザシ)の歴史は古く2000年前の書物にものっているほどです。原産国は中国ですが現在ではシベリアや朝鮮半島ヨーロッパにも分布しています。日本には江戸時代中期に伝来してきましたが、当時は民間薬や漢方薬として用いられていたようです。山査子(サンザシ)は5月に開花し、8~10月頃に小さな赤い実をつけます。この実はかなり酸っぱいのですが、乾かし細かく砕き生薬として使います。薬として利用するほかは、お菓子にしたり、薬膳酒を作ったりドライフルーツにしたり、現在日本で流通しているものはドライフルーツにしているものがほとんどです。作り方としては果実をつぶして砂糖や寒天などと混ぜ、棒状に成形して乾燥させて作ります。寒天を入れているものはしっとりとして食べやすく、お砂糖だけのものはほろっとしていて崩れやすく好みがわかれます。お砂糖が入っているため甘味があって日本茶や中国茶のお茶請けなどにもピッタリです。

山査子(サンザシ)に含まれる栄養素

山査子(ザンザシ)が生薬としても使われている通り、色々な栄養素を含んでいます。古くは「不良長寿の薬」とされていました。注目すべき栄養素は、カテキンをはじめとし、ケルセチン、サボニンなど数種類のポリフェノールです。ポリフェノールの主な効果は抗酸化作用で血液中のコレステロールを下げることで高血圧や動脈硬化を防いだりできます。また血小板が固まるのを防ぎ血のめぐりをよくするのでむくみや冷え性などにも効果が期待できます。また、腸内環境を整える効果のある食物繊維も豊富に含まれています。糖分や脂肪の吸収を緩やかにし腸内の環境を整えることで体内の毒素を体外に排出しやすくなり免疫力の向上や肌荒れの改善、アレルギー症の症状の緩和という効果ももたらしてくれます。

その他には、シミやそばかすを防ぎ美肌を保つビタミンCや美肌効果のあるミネラル、疲労回復や代謝の促進、細胞の再生を促すビタミンB群なども豊富に含まれ美容効果やアンチエイジング効果だけでなく、疲労回復やダイエットにも効果があります。

食べる前に確認!山査子(サンザシ)の副作用について

不老長寿の薬として昔から重宝されてきた山査子(サンザシ)ですが血の巡りをよくする効果が効きすぎてしまい心臓に疾患がある人や血液降下剤など血液に関する薬を服用している方には悪影響を及ぼす可能性があります。また、女性には血流が良くなりすぎて子宮を刺激し過剰に収縮させてしまいひどい場合は流産にもつながる場合があるので妊娠中の方は摂取を控えることをおすすめします。

また、山査子(サンザシ)はポリフェノールの含有率が多いため酸味と渋みがあります。その味わいを調整するため、ドライフルーツにする際にたくさんのお砂糖が使われています。食べ過ぎると良い効果を打ち消してしまう可能性があるのでご注意下さい。

様々な嬉しい効果がある山査子(サンザシ)は長生きの為に必要な栄養素をたくさんもち、アンチエイジング効果もあるため、不老長寿の薬と言われていたのも納得です。山査子(サンザシ)のドライフルーツをみつけたら甘酸っぱくて食べやすいので一度食べてみてはいかがでしょうか?若返りが期待できるかもしれません。

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